旅立ち・・・

2001年3月3日
今日の朝早く、ペットショップのおじちゃんが、子犬を引き取りにきました。

生まれてから、約2ヶ月。

大変だった・・・

2匹死んじゃったけど、残った、6っぴきは、元気に育っていました。

でも、今は不景気で、動物が、あまり売れないらしい・・・
ので、業者に買い取ってもらうらしい・・・

売るとか売らないとか、今となっては、意味のないことです。

私の中では・・・

でも、全部は飼えないのです・・・

業者なんだ・・・

じゃあどこに行くか、全然わかんないんだ・・・

結構打撃・・・

かなり動揺・・・

子供産ませたいと言ったのは、私たちだけど・・・

間違ったことしたのかな?

そんなことないよね?

子犬たちは、幸せになれるんだろうか・・・

ペットショップのおじちゃんが言いました。

「一般家庭で、産ませた子犬を引き取りに行くのは、こっちもつらいよ。淋しいでしょ?ブリーダーとかは、割り切れるから。」

苦労した。2ヶ月いろんなことがあって、楽しくて、辛くて、いろんなことが起こりました。

そうして、沢山の出来事があったから、余計に辛かった。

一匹、一匹の顔をみてられなかった。

箱に入ってる子犬たちの目をみてると辛くて、みてられなかったのです。

彼らの目には、何が映ってたんでしょう・・・

私たちの顔をじっと見つめたままで・・・

見ていられない・・・
全部飼ってあげれれば一番いいんだけど・・・

全部飼えなのに、産ましてはいけなかったのか?

幸せの保証がないのに産ましてはいけなかったのか?

後悔してるのか?

そうじゃない。

産まれた時は、ほんとにうれしかった。

だから、後悔しちゃいけない・・・

凄く複雑な思いが交差しています・・・

私たちが育てた6匹の子犬で、6つの家庭が幸せになるんだよね?

そうなんだよね?

誰に問いかけてんのかな?
そのうちの、一家族は、私の家族です。

せめて・・・一匹だけでも・・・悩んだ結果一匹置くことにしました。

獣医さんには、母犬と年があまり変わらないから、全部出したほうがいいといわれました。

でも、私たちが、とりあげた赤ちゃんだから、大切な
家族だから一匹だけでも飼ってあげたい。

と言うことで、一匹は、うちの子になりました。

選ぶのも苦労しましたが・・・

しかたないです・・・

+++++++++++++++++++


兄弟たちがいなくなった犬小屋には、新しい家族が一匹眠っていました。

何が起こったかは、分かってないみたいです。

ただ・・・寒そうに体を震わせながら眠っていました。

小さな体が、もっと小さくなって・・・

でも、大丈夫。

私たちが、守ってあげるよ。

大切に、たいせつに・・・

いつか、大きくなったきょうだいたちに会えるといいね。


++++++++++++++++++++++


自分でもびっくりしています。

打撃の大きさに・・・

連れて行かれたのは、一瞬の出来事で・・・

いなくなった後から、こみ上げるものがありました・・・

なんなんだろう・・・

かなりの淋しさ・・・

母がぽつりと言った言葉が、私の心に残ります。

「ワンちゃんのお部屋、ちっちゃくしないとね・・・」


家族たち・・・幸せになってね。



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